英会話のスッテプを活かして
「ピロティー形式」は、空いている1階に駐車スペースをとるとか、1階にテナントを入れて収益をあげたい場合などに採用されています。
ちょっと地震には弱そうに見えますが、「ピロティー形式」であっても、上の住宅部分の「耐力壁」が一階の柱にもバランスよく配置され、基礎とつながっていれさえすればさほど神経質になるとはありません。
とはいえ、阪神・淡路大震災のとき「ピ口ティー形式」の建物は多くが一階部分で大破・破損していた現実があることを忘れてはなりません。
極力避けるのが無難です。
休日は静かな環境でも、平日には一変する場所があります。
近所で工事が始まったり、あるいは月曜から稼働する処理場や工場からの悪臭が室内にまで流れ込んできたりすることもあります。
逆に、休日ごとに近くの児童公園で遊ぶ子どもたちの喚声がうるさい。
まれではありますが、土曜の夜になると近くの幹線道路を暴走族が走り回る、ということだってあります。
周辺環境は、道路、工場や処理場等の有無、あるいは学校や空き地がそばにあるかどうかといった点に特に注意したいものです。
例えば、子どもが通う学校、がそばにあると便利、と考える人が多いでしょう。
しかし、校内放送や校庭の喚声、時限を告げるチャイムにクラブ活動のかけ声など、騒音のもとは意外に多いものです。
また、近所に空き地がある場合、そのうちビルやマンションの建設が始まって騒音に悩まされる可能性があります。
空き地の利用計画などを役所で確認しておくべきです。
こうした問題は、住んでから不満を漏らしてもなんの解決にもなりません。
物件選びの段階で、平目、休日、そして昼夜とできるだけ足繁く通い、周辺環境を自分の目と耳で確かめることが大切です。
周辺環境との関わりでいえば、窓自体が外部騒音をしっかり遮断する構造になっているマンションを選ぶのが得策です。
特に外部騒音のあるところでは、対策として防音サッシ、二重サツシ、厚めのガラスを使っているかどうか必ず確認したいものです。
ガラスは厚さ3ミリが標準ですが、5ミリ以上のもので、厚いものほど防音効果が得られます。
組み立てた鉄筋や鉄骨のまわりに型枠をつくってコンクリー卜を流し込み、圧力に強いコンクリー卜と張力に強い鉄筋の特徴を生かすわけです。
この間に「手抜き」「手抜かり」があると、長い年月の間にスケル卜ンが劣化して、リフォームどころか人が住めない状態になります。
これが地震にもろい建物であることはいうまでもありません。
残念なことに、これらの欠陥は建築のプ口が完成物件を見ても見抜けないほど、判別が難しいものです。
だからといってお手上げかというと、救いはあります。
覆いがかけられてなかがよく見えないマンション工事の現場でも、工事の進み具合を眺めていれば欠陥が予測できる場合があります。
ここではそのテクニックについて触れておくことにしましょう。
木材で支え、ボル卜等の金物で締め固めてしっかりと組み立てるのが一般的です。
これをきちっとやっていない場合、なかの鉄筋も傾いている可能性が高く、そうなれば強度不足の建物ができることになります。
ところが、「どうせあとで外すものだから」と、この組み立て作業で「手抜き」をする業者がいるのです。
そうするとコンクリートを流し込んだとき、強度不足のために型枠がパンクしたり、コンクリート床の型枠が落下したりという結果につながります。
あるいは、コンクリートを打ち込む前に型枠内の清掃や散水を怠ったため、細かい木屑が入り込んだり、乾燥によってコンクリートの強度を弱めてしまった例などもあります。
実際、阪神・淡路大震災では、壊れたコンクリートのなかから木片やジュースの空力ンが出てきた、ということもありました。
せっかくですから、コンクリートの話にも触れておきたいと思います。
コンクリートは基本的に、砂利水からできています。
これから砂利だけをとって、砂、セメント、水の3つを混ぜ合わせたものは、「モルタル」という名前で呼ばれコンクリートの強度は、水とセメントの比率によって決まります。
水の比率が少なく、固練りのものほど強度が大きいのです。
最近話題になっている水増しコンクリート。
これは経費削減のためというより、むしろ作業のやり方に主たる原因があります。
そのほうが楽なのです。
固練りのコンクリートだと流動性が少なく、型枠に流し込む作業がやりにくいため、現場監督の目を盗んで水を加えている可能性があります。
水の比率が高いコンクリートは、それだけでも強度が落ちます。
加えて、流動性がよくなりすぎているため、型枠に流し込まれると、重たい砂利だけが先に落ちてしまいます。
すなわち、砂、水からなるモルタル部分と砂利が分離することになって隙間や空洞ができ、部分的にスカス力の柱や梁、壁、ができてしまうわけです。
こういう「手抜き」を生まないために大切なのが、施工業者の管理体制と下請け業者との信頼関係です。
型枠に流し込まれたコンクリートが固まり、十分な強度を持つまでには、およそ4週間はかかるとされています。
実際の現場では、その間休んでいるわけにはいかないので、上の階の作業に入りますが、実はここに、欠陥マンションを生み出す仕組みが隠されています。
通常、型枠にコンクリートを流し込んでから少なくともー日は、衝撃を与えないため人が上に乗って作業をしてはいけないことになっています。
さらに、型枠の取り外し作業や梁や床スラブを支えていた支柱を外す作業も、一定期間おくことが定められています。
コンクリートにたわみやヒビが入ることがあるからです。
これは「養生日数」「存置期間」などといわれるもので、建設省発行の「標準仕様書」にもきちんと記されています。
ところが、すでに触れたように、散水や保湿の養生を怠ったり、型枠を早く外して次の上階に転用するという具合に、約束事を無視する業者が実際にいるから困りものです。
その場合、コンクリートの強度低下を引き起こし、コンクリート床や梁などに最初からヒビ割れしているといった重大な欠陥を招きます。
残念なことに、これらの「手抜き」は外装、内装をうまく仕上げれば、ほとんどごまかされてしまいます。
ですから、工事の進み具合をチェックしていれば、たとえ遠くから見ていてもある程度は予測できると書いたのは、このことなのです。
目安としては、ワンフロアあたり十日間、小さな現場でも最低一週間前後を費やしながら上階に工事が上がっていっていればOK、と覚えておいてください。
それより極端に早いようだと、「養生期間」を十分にとっていない、「買つてはいけないマンション」である可能性が大です。
シックハウス症候群。
新築の住戸に住み始めてから起こる、めまい、吐き気、哨息、頭痛、湿疹などの症状のことです。
主に建材に含まれるホルムアルデヒドという有機化合物が揮発して、室内の空気が汚染されることによって起こります。
キシレン、パラジクロロベンゼンなどもありますが、ホルムアルデヒドは特に刺激性が強く、発ガン性も指摘されているので、最も問題視されているのです。
ホルムアルデヒドは、内装の壁クロスの糊、フローリングや合板類の接着剤に多く含まれるものですが、家具類にも多く含まれています。
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